
先日、**「NURO光 10Gを導入したオフィスの無線LAN環境を整えたい」**というハイレベルなご相談をいただきました。
実は、せっかくの10G回線も、「適当なスイッチやAP」を通すだけで、速度が1/10(1G)にまで落ちてしまうことをご存知でしょうか?
今回は、回線のポテンシャルを100%引き出すための設計思想をご紹介します。
💻 お客様の環境と課題
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回線: NURO光 10G(最高クラスの速度)
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配置: 会議室×1、オフィス×2の天井設置
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悩み: ヤマハのWLX222を検討中だが、それで十分か?
🛠 プロの視点:1Gの壁を突破する「2.5G/10G」設計
10G回線を活かすには、LANケーブルからスイッチまで、すべての通り道を「1G超え」にする必要があります。
- 「2.5GbE」ポート搭載のAPを選定
一般的なAPは1Gポートですが、今回は2.5Gポート搭載機を選択。Wi-Fi 6の高速通信を渋滞なしでLANへ流します。
- スイッチも「マルチギガ」対応へ
APをつなぐスイッチも2.5G/10G対応が必須。さらに、高い電力を必要とする最新APのために、強力なPoE給電能力を持たせます。
- コントローラーによる「高速ローミング」
3台のAPを独立させるのではなく、1つのシステムとして統合管理。オフィス内を移動してもWeb会議が途切れない環境を作ります。
💡前編のまとめ
10Gのポテンシャルは「設計」で決まる
せっかくの10G回線も、設計を誤るとその速度は宝の持ち腐れになってしまいます。
「最適な台数を、最適な場所に、最適なルールで配置する」こと。これが、ストレスのない次世代オフィスを作る第一歩です。
⏭ [後編:プロ選定「最強の1台」]へ続く



